キッズデザイン図鑑
Vol.03
延長コード ザ・タップXシリーズ
<第1回キッズデザイン賞>
商品デザイン部門
日常生活の中にある子どもの危険
キッズデザインは「子どもの製品」だけのデザインではありません。たとえ子どもを直接のユーザーとしていなくても、子どもが事故に巻き込まれないような配慮を、というメッセージが込められています。
ここ数年、SOHO、IT、モバイル機器の急激な増加に伴い、家庭内では多くの電源を必要とするようになってきました。そんな中、家庭内で子どもの感電事故が増加しています。
小さい子どもの指はよだれで濡れていることがあります。濡れた指で電源コンセントの差し込み口にクリップを入れてしまったり、抜けかかったプラグの金属部に触ってしまい、感電事故を起こしてしまうのです。子どもを育てた経験がある人なら誰でも思い当たるのではないでしょうか。子どもはよく穴やくぼみに興味を示し、何でもそこに詰め込みたがります。そのため、ちょっと目を離したすきに、大変な事故を招いてしまう恐れがあるのです。
感電事故につながるいたずらを防止する
そこでパナソニック電工株式会社は、「延長コード ザ・タップXシリーズ」を開発しました。この商品は、使い勝手はそのままに、子どもの差し込みによる感電事故を防止するように工夫された延長コード。コンセントの差し込み口にプラスチック製のカバーを取り付け導電部が露出しないつくりや、プラグの片方だけを差してもカバーが開かないような工夫など「安心・安全」の対策が施されています。また子どもへの考慮はもちろん、ホコリの侵入防止や防水など大人が安心して利用できる機能も兼ね備えています。
大人が意識しない日常生活のあちこちに、子どもの危険は潜んでいます。事故を未然に防ぐためには、身の回りのすべての商品を子どもの視点で考えていくことが大切です。
- [ふみママ/2009.05.05]
子どもがよく飲み物を持って歩き回るので、防水機能があるのは嬉しいですね! - [ねこっこ/2009.05.05]
家庭内でよく使うものなので、安全第一!今、少しずつ買い替えているところです。 - [miz/2009.05.05]
うちの子は、何かを差し込み口に入れようとするのでいつもヒヤヒヤしていました。
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