安倍総理からのお言葉

安倍総理からのキッズデザイン協議会へのお言葉

「第12回キッズデザイン賞」に寄せて

「第12回キッズデザイン賞」表彰式の開催にあたり、受賞されました皆様に、心より御祝いを申し上げます。

今回は、全体で468点もの応募があり、新しく設けられた「アプリケーション・サービス」カテゴリーにも多くの応募があったと聞いております。キッズデザインの理念に賛同し、応募いただいた多くの方々にも敬意を表したいと思います。

いつの時代も、豊かで魅力的な社会であるためには、生き生きとした子どもたちが欠かせません。

日本は、今、少子高齢化という、国難とも呼ぶべき危機に直面しています。国民の皆様が不安に感じている、子育ての問題を解決する。安倍政権は、待機児童の解消や子育て世代の負担の軽減など、未来を見据えた新たな国創りのため、子どもたちに大胆に投資していきます。また、テレワークなどの柔軟で多様な働き方を推進する「働き方改革」を断行し、仕事と子育てを両立できる環境整備も進めていきます。

キッズデザイン賞は、設立以来、子どもたちの健やかな成長につながる社会環境を創出するために、2700点を超える、数多くの優れた作品を顕彰してきました。これらの作品の一つ一つに込められた想いは、社会をより良い方向に変えていくための灯です。

子どもたちは我が国の未来そのものです。本日ご来席の皆様には、未来を担う子どもたちが夢を描ける社会の実現に向け、時代のニーズに応える取組を、今後も一層推し進めていただくことを期待しています。

本日は、誠におめでとうございます。

平成30年9月25日
内閣総理大臣 安倍 晋三