2021年11月25日、インクルーシブ・キッズデザインPJ主催のオンライン講演会を開催しました
新型コロナウイルス感染拡大などによって、社会も企業もこれまでのやり方の見直しがさらに求められています。
この時代にあって、インクルーシブは最も重要なテーマの一つであり、その実現が必須であり、だからこそインクルーシブの意味を理解することが大切だと考えました。
講演会では、東京大学 教育学研究科バリアフリー教育開発研究センターの二羽泰子先生、
インクルーシブな公園の遊具開発をされている株式会社コトブキ北村様をお招きし、
インクルーシブの考え方を分かりやすくご紹介いただきました。
事前質問やチャットでいただきました質問の回答をまとめました。
質問回答(別ページで開きます)
・障害者の人生の楽しみ方を勝手に限定していた自分の考えに気が付いた。
・思い込みや決めつけの意識が自分自身にあることに気づかされました。インクルーシブについての理解が社会全体に進まないと、子どもたちの希望や未来そして成長する機会さえも奪ってしまうことが分かりました。小さなことでもよいから自分でもできることをやっていきたいと思います。 ・私は母という立場から今回の公演を興味深く拝聴しました。娘たちが就学した際、よりインクルーシブな環境になっているように、母としてできること・伝えられることをまっすぐに取り組んでいきたいです。
・学校現場に感じることは、個人の想いが学校に届きにくい事と、もし現場の先生に届いてもそこから教育委員会にまではなかなかいかず、対話が難しいと思っています。
・大学の授業でインクルーシブ遊具などについて取り上げています。学生たちはまだこのような公園があることを知らず、遊べない人がいることも知らない人が多いです。
・公園がいろんな子どもが出会える場となり、一緒に遊ぶ場となるというお話、共感しました。地方ではなかなか考えられた遊具や公園はありません。このような取り組みが、広がるといいですね。
残念ながら当日ご視聴いただけなかった方にも内容を共有するべく、後日再録を掲載予定です。