四国経済産業局がキッズデザインワークショップを主催
「こどもOS研究会」の活動が関西から全国へと広がる一歩として、2008年12月12日、「キッズデザイン展 in Takamatsu 2008」の一環として、四国経済産業局の主催によるワークショップ『こども目線のデザイン創造』が、高松市美術館にて開催されました。

講師には、キッズデザイン協議会のフェローを務めるムラタチアキ氏(株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役)を迎え、「プレイフル・デザイン・スタジオ」で培われた独自の手法を四国の参加者に向けて展開しました。
第1回ワークショップと同じ題材を用い、議論を「応用」の段階へ



高松でのワークショップが、前回のワークショップと大きく異なった点は、キーワードを導き出した後に、次の二つの観点からその応用と意義について、深い考察を加えたことです。
1.こどもOSがこどもに果たす役割
2.こどもOSが大人OSの我々に与える変化
この二軸の考察により、「こどもOS」をデザイン発想のツールとしてだけでなく、社会全体や大人自身の変化を促す視点として捉え直すことが試みられました。
こどもOSが大人と子どもにもたらす影響について

1.こどもOSがこどもに果たす役割
・探究心・経験の拡張: 子どもの心理や多様な考えを理解し、失敗も経験できる「ステージ」を用意することで、将来をよりよくする。
・教育のあり方: 子どもを一方的に「叱る」のではなく、理解と予防策に基づいた教育が可能になる。

2.こどもOSが大人OSの我々に与える変化
・自己変革の機会: 「開拓者精神(失敗から学ぶ)」といった子どもの特性を再認識することで、大人自身の好奇心や若返り、社会の仕組みづくりへの新たな視点を得る。
・日常の再発見: 「あたりまえのこと」の中に、新たな発見や感動、楽しみを見出すことができる。

この高松でのワークショップは、具体的なデザイン案に落とし込む前に、「こどもOS」が持つ理念的・社会的な有効性を確認する機会となりました。研究会の活動が地域を越えて普及し、デザイン発想ツールとして有効であることが改めて証明されました。
主 催
経済産業省 四国経済産業局
協 力
キッズデザイン協議会
ワークショップ ファシリテーション
ムラタチアキ 株式会社ハーズ実験デザイン研究所
スタッフ
篠崎 由佳 積水ハウス株式会社 商品開発部





