2008.7.25|研究開発活動

【こどもOS研究会】創成期
「プレイフル・デザイン・スタジオ」が第2回キッズデザイン賞を受賞!

「プレイフル・デザイン・スタジオ」が第2回キッズデザイン賞を受賞!

こどもOS研究会の前身となる「大阪キッズデザイン検討会」が、第2回キッズデザイン賞を受賞しました。

こどもOS研究会が正式に発足した直後の2008年7月、活動の核となるプラットフォーム「プレイフル・デザイン・スタジオ(PDS)」が、第2回キッズデザイン賞(2008年度)の「コミュニケーションデザイン部門」を受賞しました。
第2回キッズデザイン賞受賞(2008年)

受賞したのは「前身組織」による活動コンセプト

2007年度に大阪府が主催した「大阪キッズデザイン検討会」(座長:上田信行 同志社女子大学名誉教授)において実施された「こどもOS」に関する一連の検討プロセスと、その成果として実施されたワークショップ手法に対して与えられました。

「子どもの感性をデザインに活かす」という基本思想と、そのコンセプトが、子どもの健やかな未来への貢献が期待できるものとしてキッズデザイン協議会から高く評価されました。


受賞の評価ポイント

「こどもOS」の概念:
子どもが持つ自由な行動や感性を「こどもOS」として読み解き、大人が子ども目線でその価値を捉え直すという、デザイン発想における新たなアプローチが評価されました。

デザインを導くコミュニケーション:
「コミュニケーションデザイン部門」での受賞は、このコンセプトが単なる子どもの安全・安心対策に留まらず、企業やデザイナー、学生が、子どもたちと共に未来を創造するための対話を生み出すコミュニケーションツールとして優れていることを示しています。

この受賞が、その後の「こどもOS研究会」の正式な発足(2008年7月)を後押しし、「こどもOSランゲージ」の研究開発や「プレイフル・デザイン・カード」といったツールの誕生へとつながる、確かな礎となりました。