2021.2.26|イベント活動

【オンライン開催】2月19日(火)『環境デザインから考える、こどものメンタルヘルス~コロナ禍の今、子どもたちの心と身体に何が必要なのか~』開催のご報告

2021年2月19日(金)、インクルーシブ・キッズデザインプロジェクト主催の
『環境デザインから考える、こどものメンタルヘルス~
コロナ禍の今、子どもたちの心と身体に何が必要なのか~』
を開催いたしました。
※今回は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、オンラインでの開催。

2020年は新型コロナウィルス感染症拡大という世界的パンデミックにより、
私たちの日常は大きな変化を強いられました。
特に緊急事態宣言下の4月~5月の2ヵ月間は、厳しい外出制限のなかで、
多くの活動が自粛・中止を余儀なくされ、見えないウィルスへの恐怖と不安、
仕事や事業継続への危機感など、今まで体験したとことのない厳しい状況のなかで、
私たちの心と身体には大きなストレスがかかっています。
そして、コロナ禍でのストレスは子どもたちの心と身体にとっても、
大人以上に深刻な問題となっています。

非日常的な環境が続くなかで、子どもたちの心と身体に今何が起きているのか?
そして私たち大人に何ができるのか?

コロナ禍での子どもたちのメンタルヘルスについて、学校現場のリアルなデータから現状を
読み解き、科学的アプローチによる対処策をご講演いただきました。

【開催スケジュール】
開催日時:2021年2月19日(金)13:30~16:30
開催方式:オンライン会議システムZoomミーティング
企  画:キッズデザイン協議会 インクルーシブ・キッズデザインプロジェクト
講  師:一般社団法人子どもの発達科学研究所 和久田学様
参加者:69名


【プログラム】
第一部:緊急事態宣言を境に子どもの心と身体に何が起きていたのか?
    withコロナ時代に求められる子どもたちへのメンタルヘルス
第二部:環境デザインが子どもたちのメンタルヘルスにできること
※第一部、第二部の後にブレイクアウトルームに分かれ交流会を実施


【和久田様とご参加された皆さま】



【ご参加者の声】
・コロナ禍の子供たちの心への影響を科学的なエビデンスを基に伺うことができ、非常に興味深く、考えさせられる内容でした。
ディスカッションタイムで、様々な分野の方とお話しできて刺激を受けました。もっとじっくりお話しや交流できる機会などあるといいと思いました。現在子育て中なので、実体験の中で、先生のお話がつながる部分が多々ありました。
・和久田先生の大変流暢なお話が面白くて、飽きない内容でした。
・和久田先生のお話は、普段仕事をしているなかであまりお聞きすることがない内容でしたので、とても興味深かったです。環境とメンタルのお話については、とても参考になりました。
・コロナ禍での子どもの変化をや「予想できることは予防できる」という言葉が重く受け止め、親としても、仕事で関わる件でも、これから一つの心に残る名言になりました。また幼児期から小学校での環境の変化、遊びから学業に変わる点が今後どうなっているのかさらに興味を持ちました。
後半の、不安定な椅子の方が行動が安定する子どももいるところなど、目からうろこでした。逆説的な部分はキッズデザイン視点の新たな視点としてぜひ深掘りしたいです。
・設計を仕事にしていますが、「環境デザイン」という概念をあまり理解してなかったです。その視点で考えると、今後も更に新たな気づきが生まれそうです。
・とても興味のある話題と先生のお話がお上手で引き込まれました。育児中でもそうでなくても為になる勉強になる内容でした。
・自分の知らなかった情報が多く学べたから。また、先生のお話も非常に聞きやすかったです。ディスカッションの時間は退出者が多かったのが残念ですが、他社さんの取り組みを聞くのは非常に興味深く、私は参加できて良かったと思います。

ご講演いただいた和久田様並びにご参加いただきました皆様、
誠にありがとうございました。



キッズデザイン協議会ではこれからもキッズデザインに関する勉強会・講演会などを企画していきますので、ご期待ください!
会員の方はどなたでもご参加いただけますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
キッズデザイン協議会 お問い合わせ先⇒info@kidsdesign.jp
キッズデザイン協議会 facebook⇒https://www.facebook.com/kidsdesignjp
※facebookでは会員外の方もご参加いただけるイベント情報もお知らせしています。是非ご覧ください。