2021.6.21|プレスリリース

キッズデザイン協議会、板橋区が連携と協力に関する包括協定を締結

特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(会長:山本正已/富士通株式会社 取締役シニアアドバイザー、以下当協議会)と板橋区(区長:坂本健)は、6月21日(月)に、連携と協力に関する包括協定を締結しました。 

「キッズデザイン協議会、板橋区が連携と協力に関する 包括協定を締結」

板橋区は、すべての人がくらしやすい地域社会の実現をめざして「板橋区ユニバーサルデザイン推進計画2025」を策定し、「子どもがくらしやすいまちは、すべてのひとがくらしやすいまち」という考え方を掲げています。この考え方が、当協議会がめざす「子どもたちを取りまく環境の中にある全てのものが子ども目線で考えられ、子ども基準でつくられた、キッズデザインに満ちあふれた社会の実現」と方向性が一致していることから、今回の協定締結の運びとなりました。

キッズデザイン協議会では、2017年に制定したキッズデザイン宣言の冒頭で、「すべての子どもは社会の宝であり、未来そのものです」と掲げ、「子どもたちの未来が持続的で明るいものであるよう行動します」と宣言しております。自治体との包括協定締結は、初の試みであり、今回の板橋区との取組みが、自治体におけるキッズデザイン宣言実践のモデル事例となることが期待されます。

当協議会の持つ知見や事例、ネットワークの活用を通じて、板橋区における、ユニバーサルデザインの推進に係わる人材育成や事業の実践がより効率的、効果的に実施されるよう、協力してまいります。

<協定の目的>
緊密な相互連携と、協働による子ども目線でのユニバーサルデザインを推進することにより、地域ニーズに迅速かつ適切に対応し、地域社会の活性化及び区民サービスの向上を図り、もって持続可能な地域社会の実現につなげていくことを目的とする。

<連携・協力項目>
(1)子どもの目線でのユニバーサルデザインの普及啓発に関すること
(2)子どもの目線でのユニバーサルデザインに配慮された商品開発の連携・支援に関すること
(3)前2号に関する事業及び広報活動の企画・運営に関すること
(4)その他、持続可能な社会の実現に寄与する取組に関すること





「板橋区との包括協定締結」リリースPDF