2010.12.15|企業向けイベント

「キッズデザイン・セミナー」開催のご案内

キッズデザイン協議会では、一昨年より「キッズデザイン・セミナー」としてデザインに関するレクチャー、子ども目線のものづくりを学ぶセミナーを開催しております。
今年度も、小児科医の先生や有識者を講師にお招きし、以下のスケジュールで開催いたします。
貴重なお話を聴くことができる機会です。ぜひご参加ください!

第1回キッズデザインセミナー
「キッズデザインを神経(脳)科学の視点から考える」

■講師:
出口貴美子 氏(出口小児科医院 院長)

■要旨:
こどもの健全な発達は、こどもの”こころ”を育みます。そこには、脳がとても重要な役割を果たしています。こどもの傷害予防を考える上で、その脳が作られて行く過程やしくみを知り、その対策を神経(脳)科学の視点から考えていくことことは重要です。脳の発達のしくみの中には、傷害予防のための多くのヒントが隠されていると思います。この視点からキッズデザインに取り組むことは、こどもの命を守ることやケガを予防するだけでなく、こどもの健やかな”こころ”を育むことに繋がっていきます。

■日時:
2010年11月22日(月)15:00〜17:00

■場所:
日本科学未来館 7階 会議室1(東京都江東区青海2-3-6)
新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車


第2回キッズデザインセミナー
「子ども向け商品の意匠・カラー・機能について考える乳幼児における創造性教育のデザインアプローチについて」
■講師:
益田文和 氏(東京造形大学教授、キッズデザイン賞審査委員)
三浦健次 氏(株式会社メタデザイン 代表取締役)

■要旨:
主として小学校低学年が使用する学用品・日用品の男の子/女の子向けの色の問題や未就学児が園で使用する商品の機能について考える。子どもたちとデザイナーが共に学びあう創造性開発プロジェクトについて海外のキッズデザインの取り組みを交えたお話しをいただきます。(第4回キッズデザイン賞受賞作品 プロジェクトの紹介)

■日時:
2010年12月14日(火)15:00〜17:00

■場所:
日本科学未来館 7階 会議室1(東京都江東区青海2-3-6)
新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車

第3回キッズデザインセミナー
「誤飲するとこわいものと安全に配慮した技術(チャイルドレジスタンス)について」
■講師:
山中龍宏 氏(緑園こどもクリニック 院長、キッズデザイン賞副審査委員長)
山田久子 氏(凸版印刷株式会社 生活環境事業本部)
中川善博 氏(凸版印刷株式会社 生活環境事業本部)

■要旨:
(1)誤飲すると恐い、ボタン電池や磁石について、なぜ恐いのかその理由と、実際の事故症例の紹介について。 (2)子どもに配慮したパッケージ開発:凸版印刷での、子どもの成長にともなう生活者の様々なニーズに対する「子どもの視点」「親の視点」の両面からパッケージの企画・製造について、チャイルドプルーフ口栓をはじめとした取組みのご紹介。
(3)化学物質の安全性について:おもちゃは子どもが口に入れても安全なように使用する原材料(化学物質)に関していくつかの規制がなされています。それらの法規制および自主基準についてご説明いただきます。

■日時:
2011年1月26日(水)15:00〜17:00

■場所:
日本科学未来館 7階 会議室1(東京都江東区青海2-3-6)
新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車

【受講料】
各回とも5,250円(税込) キッズデザイン協議会会員は無料

【お申込み方法】
1.お名前、2.ご所属、3.電話番号、4.メールアドレス、5.第何回を希望するか をご記入の上、sanka@kidsdesign.jp宛に送信してください。
詳細なご案内を差し上げます。