元気プロジェクト

2013 2/19

キッズデザイン復興支援プロジェクト「子どもたちの元気プロジェクト」 「CAMPクリケットワークショップ@宮城県石巻市(東北福祉大学)」実施のご報告

被災地の子どもたちの健やかな成長を支援するため、キッズデザイン協議会の自治体会員である宮城県と連携し、子どもたちへ元気と笑顔を届ける応援活動を「子どもたちの元気プロジェクト」として展開しています。
今回は、東北福祉大学森明人ゼミの学生が中心となってCAMPクリケットワークショップをピースボートセンターいしのまきにて開催しました。

※CAMPクリケットワークショップは、小さなコンピューター「クリケット」と、約200種類のいろいろな素材、子どもたちのアイデアを組み合わせて、参加者みんなで協力しながら動くおもちゃをつくるワークショップです。
おもちゃの動きはパソコンでプログラミングします。第1回キッズデザイン賞受賞。

開催概要

日時:
2012年11月18日(日) 13:00~16:30
対象:
小1~小3 / 定員16名
会場:
ピースボートセンターいしのまき(宮城県石巻市)
主催:
ピースボートセンターいしのまき、東北福祉大学、SCSK株式会社
協力:
キッズデザイン協議会子どもたちの元気プロジェクト

開催報告

今回は、東北福祉大学・森明人ゼミの学生が石巻の子どもたちと一緒にCAMPクリケットワークショップ(SCSK提供)を開催しました。同年8月のファシリテーター研修と実践研修の後、企画・準備・運営のすべてを学生だけで担当する初めての開催となります。
ワークショップに参加した子どもたちは最初のうちは初めてのクリケット操作に戸惑っていましたが、すぐに協力し合いながら楽しんで取り組んでくれました。最後には参加してくれた子どもたち全員が「楽しかった」「またやりたい」と言ってくれました。
子どもたちが心から楽しんでくれた、良いワークショップになったと思います。

ファシリテーター感想

今回はファシリテーターの数が6人で、準備の段階から不安だらけだったのですが、いざ始まってみたらみんなで協力し合いスムーズに進めることができました。また子どもたちの元気の良さにもとても助けられました。今回は運営・進行など全てが自分たちに任されていたので、みなそのことを意識し、責任感を持った行動ができたと思います。また今回のファシリテーター全員がワークショップ経験者だったので、それぞれが過去の活動を思い出しながら、自ら主体的に活動に取り組めたことはとても良かったところでした。ワークショップ終了後に子供たちがとても笑顔で「楽しかった」と言ってくれた時は、心の底からやって良かったと思えました。しかし小さなトラブルがいくつかあり、子どもたちに助けられたところも多々あったので、そういった所はしっかり反省し、今後の活動に繋げていきたいです。 子どもたちから元気をもらい、自分たち自身も成長できた、とても充実した一日になりました。
(東北福祉大学 森明人ゼミ・二年 半田圭介)

実施風景