キッズデザイン図鑑

オージーケーカブト チャイルドメットシリーズ
株式会社オージーケーカブト
子どもを危険から守るために 日本人の頭の形にフィットした安全なヘルメットのラインナップ。適正なサイズを誰でも測れるように開発されたサイズゲージ。自転車乗車時の不慮の事故を避けるために装着は必須だ。

警察庁や製品安全協会の調査によると、小さい子どもの自転車事故でのけがや死亡の原因の約6割に、頭部へのダメージがあると発表されました。それを受け、2008年6月1日に道路交通法が改定され、ヘルメット着用が努力義務化へ。これらの背景から、株式会社オージーケーカブトでは、10年以上にわたる子ども用ヘルメット開発の経験のもと、子どもの頭部骨折を防ぐ安全性の高いヘルメット「チャイルドメットシリーズ」の開発に挑むこととなりました。

開発では、ダミー人形による転倒実験やコンピューターシミュレーションによるヘルメット着用の有効性を検証。その結果、8割の可能性で骨折を予防する子ども用ヘルメットの開発に成功しました。しかし、この成功は同時にひとつの課題も浮上させました。それは、せっかくヘルメットをかぶっても、サイズが合わなければ効果は激減するということ。例えば、横方向のすき間が大きいと、転倒時にヘルメットの中で頭が回転し、脳が揺れることとなり脳震盪を起こしてしまう恐れがあったのです。より詳しく研究を続けていくこととなりました。

 

子どもの安全を配慮した環境整備

そもそも、日本国内には子どもを自転車に乗せる際にヘルメットを着用させるという概念がありませんでした。そのため、日本の子どもたちの頭の形状とサイズの基礎データは存在せず、子ども用として販売されるヘルメットも海外製品ばかりで、日本の子どもたちの頭部形状にフィットする製品はありませんでした。調査を進め、日本の子どもにとって最もバランスのよいヘルメットの形状やサイズが判明。着用努力義務のある1歳児から12歳児までの年齢層を、すべてカバーできる子ども用ヘルメットのラインナップ開発に成功したのです。さらに、お客さまが数多くのヘルメット(2010年11月時点で12モデル)の中から、最適なものを簡単に選べるツールも用意。ただ店頭で数多くのヘルメットを並べても、お客さま自身が判断し選び出すことは大変困難です。ラインナップに対応したサイズゲージを作成し、お客さまが安心して商品を購入できる環境も配慮しました。

北欧の家庭では、子どもたちが壁にずらりと「自転車用ヘルメット」「スケボー用ヘルメット」などを揃えて飾っている光景を目にすることがあります。すでに、海外では子どものヘルメット着用は、ライフスタイルの一部となっているよう。しかし、日本では、まだまだそうした環境が整っていません。これからは、「チャイルドメットシリーズ」が子どもたちの安全なサイクリングを守る重要な存在となっていくことでしょう。

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